当店選りすぐりの逸品を紹介いたします。
商品につきましては、お気軽にお問い合わせくださいませ。
薩摩紅切子瓶
幕末期に製作された名品です。
高さはおよそ25㎝、ぼかしは4mmです。
ギヤマン切子 四方鉢
舶来品です。
およそ8種のカットがされ、眩いばかりの輝きをみせます。
越前でも名だたる数寄者旧蔵の逸品です。
高さ10㎝、径22.5×22.5㎝
古越前 四耳壺
桃山期の製作です。
自然釉がビードロ状にながれ、美しい景色をなしています。
口の立ち上がりもよく、底は板目です。
高さおよそ38㎝。
桃山らしい、力強さが溢れた作品です。
池田恵斎作 桑製二段式器局
黄楊でていねいな象嵌を施した器局です。
器局は突然の客をもてなす、煎茶の道具を収める箱です。
作者の池田恵斎は大正頃に活躍した唐木細工の名工です。
扉は紫檀材で、紫檀刳貫の盆が添います。
共箱、展覧会出陳の名品です。
高さ41㎝
池田恵斎 春日局
黄楊で菊桐鳳凰紋、梅桜鳥蝶紋を三百余も象嵌した作品です。
精緻さ極まりない、その技術と根気に敬服するばかりです。
高さ;36㎝
径;68.5㎝x38.5㎝
沢庵宗彭筆 墨竹戯画賛幅
沢庵は名僧として誉れ高く、その墨蹟は茶席で珍重されます。
この幅は教訓的な意味合いを持つもので、人間の曲がった精神を皮肉っています。
実に画と賛が相まって、一体をなす、高僧らしい一幅です。
紙本水墨、箱付、極書付
サイズ 157cm×25.5cm(本紙:85×23.5cm)
「すくなるもあれはわがよを川竹のなかれわたりにわたるすちかひ
戯れに詠之 沢庵(花押)」
(少なるもあれば我が世を川竹の流れ渡りに渡る筋交い)
和歌賛は曲がった精神を詠み、画は真直ぐな竹(擬人化)と理想像を示している
【沢庵宗彭】天正元年(1573)~ 正保2年(1646)
安土桃山時代から江戸時代前期にかけて活躍した臨済宗の僧。
大徳寺住持。
諡は普光国師。
紫衣事件はあまりにも有名。
書画を嗜み、茶の湯にも造詣が深かった。